かたくちいわし

すぐ近くにあるスーパーの中には新鮮で数多くの種類が
揃う魚屋さんがあります。
ショーケースに並ぶ旬の魚を見ながら、
「太刀魚、静岡に住んでた頃食べたナァ〜」
「薄いカレイ、煮ると美味しいのよね」
「さんまがもう出てる。大根とスダチも買って・・・」
献立を決めます。



お盆前後に『かたくちいわし1パック100円也』の日が続きました。
しかも夕方になるとさらに半値に。
あわてて買占めたことはいうまでもありません。





いわしの佃煮風


手で頭とはらわたを取り、流水できれいに洗ったいわしを
同量の酢と酒、生姜の千切りと一緒に火にかける。
煮詰まったら(中骨もやわらかくなってる)
醤油、味醂を同量入れてからめるように煮る。


最初からすべての調味料を入れた鍋で煮る方法もあるけれど、
この作り方の方が骨がうんとやわらかくなり、
また、酒と酢で煮た時点で取り出し
サラダに入れたり、オイル漬けにすることもできて便利です。


この時は、もらいものの梅ジュースの梅を入れ、
仕上げにケシと山椒の香りの黒七味を加えました。
帰省していた息子が東京へ持って帰れるよう、
フライパンでてんこ盛りに作りました。



頭、はらわた、背骨をとり塩ゆでし、
みょうがなどの薬味を添えたかたくちいわし。
醤油をかけて、そしてもうひとつ。
なにをかけたかというと、




ししとう酢。
美容院での待ち時間に読んだ雑誌でこのししとう酢を知り、
作りおきしていたものです。
酢にししとうを漬け込んでおくだけの簡単なものですが、
風味があり、いろんな用途がありそうです。



ししとうといえば、




長く大きな種類のししとうとちりめんじゃこの
くたくた煮。
いわしとししとうは相性がいいんですね。